風が伝える


なんて思ってたやさき

ギィ

屋上のドアが空いた

「あ…」

そこにいたのは竹野くんだった

「やっぱいた」

そう言って私の方に近づいてきた

「なんでここが?」

「俺、情報通なんだよ」

なんて笑いながら言う竹野くんが

可愛くってドキドキする





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