風が伝える


竹野くんは大きく息を吸った

「俺さ、あいつの親父…を、こ…」

「こ…?」

「殺し…たんだ」

「え?」

あの言葉を聞いた瞬間

私の頭は機能しなくなった


< 83 / 195 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop