シロツメクサ~はかない恋の物語~
突然の悪化
*過去~真理菜side
晃大、雄樹くんのことも忘れちゃったの?
晃大は今、筋肉が動かなくなってきて病院で入院している。
私、晃大がいない生活耐えられるかな。
「真理菜!ちゃんとご飯食べてる?痩せてきてるよ!!」
麻衣、ごめんね。心配かけて……
麻衣が私の親友でよかった。
「晃大、来たよー!」
あれ、どうしたの?
「はい?どうしたんですか?誰か知らねーけど俺に何の用事ですか?」
こうだい……?私のこと……
逃げだしちゃった。晃大、私のこと忘れたんだ。
こういう時も来るってわかってたのに、やっぱり覚悟してても辛いよ。
「ごめんね、なんでもないよ」
「真理菜、ごめんな。俺思い出したよ。一番忘れたくないやつを忘れるって。俺最低だ。」
「そんなことないよ、違うよ。」
「あ、そーだ。これ。」
え、指輪?
「まだなんもあげてなかったから。雄樹に買ってきてもらったんだよ。」
「晃大……。ありがとうっ」
晃大が、買ってくれた指輪。最初で最後のプレゼント。
「真理菜、俺と約束してくれ。何があっても笑顔でいろよ、お前の笑顔好きなんだよ。あともう一つ、俺が死んだらすぐ忘れて誰かと恋して結婚しろよ」
晃大、貴方は最後まで私のこと思ってくれたね。
晃大、雄樹くんのことも忘れちゃったの?
晃大は今、筋肉が動かなくなってきて病院で入院している。
私、晃大がいない生活耐えられるかな。
「真理菜!ちゃんとご飯食べてる?痩せてきてるよ!!」
麻衣、ごめんね。心配かけて……
麻衣が私の親友でよかった。
「晃大、来たよー!」
あれ、どうしたの?
「はい?どうしたんですか?誰か知らねーけど俺に何の用事ですか?」
こうだい……?私のこと……
逃げだしちゃった。晃大、私のこと忘れたんだ。
こういう時も来るってわかってたのに、やっぱり覚悟してても辛いよ。
「ごめんね、なんでもないよ」
「真理菜、ごめんな。俺思い出したよ。一番忘れたくないやつを忘れるって。俺最低だ。」
「そんなことないよ、違うよ。」
「あ、そーだ。これ。」
え、指輪?
「まだなんもあげてなかったから。雄樹に買ってきてもらったんだよ。」
「晃大……。ありがとうっ」
晃大が、買ってくれた指輪。最初で最後のプレゼント。
「真理菜、俺と約束してくれ。何があっても笑顔でいろよ、お前の笑顔好きなんだよ。あともう一つ、俺が死んだらすぐ忘れて誰かと恋して結婚しろよ」
晃大、貴方は最後まで私のこと思ってくれたね。