シロツメクサ~はかない恋の物語~
*過去~真理菜side


晃大の容態が悪化した。
至急手術をすると病院から連絡が来た。

晃大、お願い。生きて。
神様、晃大をどうか生きさせてください。




医師が出てきた。

「残念ですか……」

こ、こうだい?
白くなって、人形のような晃大が来た。

「ね、いつもみたいに、ばかしないの?!ね、お前の笑顔好きなんだよっていってよ!晃大!!」

晃大の目から一筋の涙が流れた。

「晃大、私。ほんとに好きだったよ。今までありがとう。これからも見守っててね。」

「真理菜、大丈夫?私も雄樹もついてるからね。」

「なに、晃大寝てるんだよ。ほんとばかだよな。」

私にはみんながついてる。
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