お前のことが好きだから。
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あれからあたしは無事、家に辿り着いた。
それはいいのだけれど……。
さて、どうやって家に入ろうか……。
そう悩んでいた最中。
「あら、もしかして鈴?」
あたしの背後から聞き慣れた声が聞こえた。
お…お母さん!?
よかった…お母さんは狼人間だから話が通じる!!
「キャン(そうそう鈴だよ!)」
「やっぱり、早く家に入りなさい。」
ガチャ
家に入ると人の気配を感じた。
誰だろう?お父さんは今仕事で魔界にいるし、あたしに兄弟はいないし……。
「そういえば、今日は優里ちゃんがきているのよ~♪今はリビングにいるわよ。」
「キャン(あぁ、優里かじゃあ着替えてからリビングに行く)。」
あたしは自分の部屋に行き、人間に戻り、服を着て、リビングに向かった。