恋の扉を開けて
「私の意見はどうでしょうか、気に入っていただけましたか?」

「考えてみるよ。まず君のPCと接続してもらおうか。HPも君に任せる。サラリーはそうだな、出来高でどうだ?」

「ありがとうございます。期限はいつまででしょうか?」

「どれくらいの日数がかかる?」

「帰宅後やりますから1週間ほどかかると思います。」

「いいだろう、楽しみにしているよ。」

「他店のHPと比較して評価してください。素晴らしいものにしてみせます。ダブル・シルクのイメージが崩れないようなHPを作ります。」

「ルリル。」

「はい?」

「もう欲しくないのか?さっきので満たされた?」

「どうしてわかるんですか、まだ足りてないって?」

「俺が何度君を抱いたか覚えてないらしいな。君の体は俺に隅から隅まで知り尽くされているってことを忘れているんじゃないのか?」

「でも今の私はもう普段の私に戻っているでしょう?まだキャラの雰囲気が残っていますか?」

「そうだな、メイドのルリルじゃないな。ではもう俺が抱く必要はないということだな?」

< 30 / 105 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop