恋の扉を開けて
千葉さんから写真のことは専務に内緒だと念押しされていた。

私はルリルとして彼の被写体になるため、メイク一式をカバンに入れた。

コスチュームは千葉さんが用意し、当日はレンタカーで移動するらしい。

どこへ行くのかはメールになかった。

< 84 / 105 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop