Dear.
そこまで読むと何故?という疑問が浮かぶ。


まだ、江戸は桜を目にすることはないが、そろそろと言っていいほど蕾が膨らんできてはいる



が...何故、清光様はあんな事を書かれたのだろう



そう思いつつ、次の文を見れば


【私のいる、壬生浪士組、今は新選組と言ったほうが正しいのだがそこで女中として働く気はないか?】


そう書かれていた。




「え?......ええっ?!?!!!」




私が...清光様の所で?!



正直、嬉しい...がそれが私に務まるだろうか



【務まるかどうかなんで考えないでいいよ。
ただ私が君を近くで守りたい


私の目の届くところに置いておきたいんだ。】



次の文はまるで私の心を読み取るかのようなもので、赤面せずにはいられない




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