Dear.
ちらっと、彼女...スヤスヤ幸せそうに眠る可愛い総司には勿体無い慶ちゃんを見ながら聞けば総司は
「まあね。」
と言って短く返事をして彼女の柔らかそうな髪を撫でる
阿呆や、こいつほんま阿呆
隠されるちゅーんは、夫婦として一番して欲しくないことやないのか?
だけど、総司の言いたい事も分かる
好きな者にこそ言えん事があるんやろな
ふう、と溜息をつくと任務に戻るためにその場を立ち去ろうとする
「言わんとってやるわ」
「は?」
「やから、結核のことは...慶ちゃんには黙っといてやるんや
やから、お前は酒でもやめろ」
そこまで言い切るとなんかなんでわいこいつにこんな事言ってるんやろって恥ずかしくなって、急いで自分の任務へと戻るため、屋根裏をかけた
だから....
「.....酒なら結構前にやめてるのにな」
こんな悲しそうな総司の囁きはわいの耳には届いてなかったんや
※節の編集をしました。