Dear.
血。
誰の?
敵の、それとも総司の?
「総司、誰を捕まえた?」
総司とは真逆に低く低く響く土方様の声
「誰って...土方さん、知ってるくせに」
「いいから、早く言え。」
総司昂ぶる声を出来るだけ抑え、ニヤリと骨格をあげる
「桝屋ですよ。」
私自身は知らない名だが、確実にここにいる私以外の人がその名を知っているらしく、誰もの表情が変わる
「そうか、良くやった。
後は俺がやっとくから着替えてこい」
「ちゃんと、あいつの化けの皮はがしてくださいね?」
血に染まった羽織を脱ぎながら総司がそう言うと、土方様は
「まかせろ。」
そう言い放つ
何が起こったか分からない私は呆然と慌ただしくなる周りを見つめる
誰の?
敵の、それとも総司の?
「総司、誰を捕まえた?」
総司とは真逆に低く低く響く土方様の声
「誰って...土方さん、知ってるくせに」
「いいから、早く言え。」
総司昂ぶる声を出来るだけ抑え、ニヤリと骨格をあげる
「桝屋ですよ。」
私自身は知らない名だが、確実にここにいる私以外の人がその名を知っているらしく、誰もの表情が変わる
「そうか、良くやった。
後は俺がやっとくから着替えてこい」
「ちゃんと、あいつの化けの皮はがしてくださいね?」
血に染まった羽織を脱ぎながら総司がそう言うと、土方様は
「まかせろ。」
そう言い放つ
何が起こったか分からない私は呆然と慌ただしくなる周りを見つめる