Dear.
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強い朝日が目に入り込んでくる

まるで起きろ、と言われているみたいだ


「朝...か、」


ゆっくりと布団から体を起こせばズキンズキンっと、頭が痛み、それが現実を突きつけてくる


サァァァ、と血の気が引くのが分かる

もしかして、”また”私はなにかやらかしてしまった?



自分の着ている服を見れば、昨日のままで、ついでにかなり乱れてしまっている



だけれども、いくら考えてもなに一つ思い出せない

口元を手で抑え、ワナワナと体を震わせていると障子の向こうに見える人影



それは徐々に大きくなってスーッと障子を開ける


「あれ?
慶、起きたんだ?」


何食わぬ顔をして入ってきたのは総司、その笑顔からは色々な意味が含まれているようで怖い



「おは、ようございます総司...」


「おはよう慶。」



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