白姫*
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気がつくと、
私の新しい家の部屋に居た
ただ、少し違うのは、
拘束されていたこと
叶「……なにこれ…
理貴…」
私が静かにつぶやくと
扉が開いて理貴が出てきた
私はクローゼットの
コートかけのパイプに両手を縛られていた
叶「……やられたよ…」
私は自分を嘲笑した
まさか、あそこまで計算していたとはね
理「まあ、叶恵もすごかったよ
どこまで気がついていたの?」
叶「渉を義兄弟にしたのは
私をおびき寄せるため
渉を母親に売って、
私は案の定1人でここに来た
そして、貴方は私の
3年前からのストーカー
そのうえ、こうやって住むのも
千夏さんを使った
完璧な計算…………」