白姫*
叶「やっ…は、はやくっ!
はやくしてよ理貴っ」
さっさと終わらせたかった
理「叶恵っ
それでこそだよっ
俺と1つになりたいんだよな…」
・・・
そして、私達はひとつになった
行為が終わってもなお、
ずっと愛撫をやめない彼
下半身も、
私の足元もビチョビチョだった
涙も枯れて出てこない
ただ、ただわかるのは
さっきの会話…
腰をふる彼の言葉
理「叶恵っ叶恵っっ
これ、撮ってるから…ぁっ……
服従してくれないと
見せるからっっ…」
彼は…理貴は私の好きな人を知っていた
そして、
クローゼットの隅にある
赤い小さなランプの光っているビデオを見て
死んだように笑った