白姫*


星「送る。待ってて?」


叶「あ、ありがとう」


そう言って、私は扉の前で待っていた


でも、ちらちらこっちを確認して


なかなか用意が済まない星輝


叶「どこにも行かないよ


  不安ならそこに行くよ」


って、私は星輝のそばまで行った


星「なんか、


  さっきの言葉デジャブみたい。



  昔、誰かとそんな会話した気がする」



あぁ、そうだった…




私の家に、みんなが泊まりに来るときに


私がこっそり逃げようとしたら


星輝の変な感でバレて、


星輝が物心つかない時に出て行った母親と


重なって見えたような感じのことあったな…



叶「私も、そんなきがする」


星「ははっ



  じゃ、行こうか」



そう言って、私達は柏さんに挨拶をして



カラオケを出た






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