白姫*


腐った匂い




薬の匂いに血の匂い



私はダメなことしている人を探した





すると、聞き慣れた声が聞こえた



「金出せや」

「やめっ!!」


ドスッ


私は仲裁に入ることにした



叶「やめなよ」



私が止めたのは、


水椋の下っ端の月(つき)君

助けたのは荒儚の下っ端の桿(かん)君


月「は?てめぇやんのかよ」


叶「は?私に逆らう気?



















  私は闇だけど?」





そう言って、


あらかじめはめていた指輪を見せた




すると、月君は顔を青くして逃げ出した



桿「か、なえさん?」


叶「さん は、なしってば!


  ってか、気をつけなよ?」


桿「はい!また、倉庫来てくださいね」


はいはい。



そう言って、私達はわかれた





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