白姫*


繁華街から帰ろうとすると、


誰かがつけてきていたことに気がついた



叶「誰?」


柚「あっ…わたし…」


叶「あぁ…柚か、じゃあ

  みんな見てたってことだね」



そう言って後ろを振り向くと


水椋が立っていた… 


叶「どうも、水椋の皆さん


  総長の拓弥

  副総長の蒔(まき)

  幹部の仁(じん)と仁(たみ)まで…



  どうされましたか?



  お噂のとおり私が嫌いだそうで」



よく私の前で、繁華街の輩潰しの闇を…



私をいつか殺るって言ってた



(仁は、じ と た が口頭に来ます!)


蒔「…あんたが闇か…」


叶「蒔ちゃん、口悪いよ〜」


蒔「っ!てめぇっっ!!」



蒔は殴りかかってきた



私は軽く避ける





そして後ろから




叶「ブスッ」




ナイフを持つ姿勢で背中に手を当てた



蒔「なっ…!」


叶「もし本当なら死んでるけど」



私はどす黒い声で言った



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