白姫*



た「残念ながら歓迎できねえわ」


叶「そうみたいね


  水椋はいいところだから


  好きだったのに」



拓「ふっ


  手加減とかやめてくれよ


  そのポケットの拳銃だせよ


  殺ろうぜ」



哀れな人…



叶「おて柔らかにおねがいしますね」




そう言って、私は拳銃を取り出した



柚「叶恵っ!!!」


叶「ごめんね柚


  仕掛けてきたのは拓弥の方なの…



  それに、今の私は叶恵じゃなくて







  闇なんだ」


そう言って拓弥に近づく


拓弥は蹴りを入れてきたあとすかさずに


後ろに回りこもうとする



拓弥のよくある攻撃パターンだ 


だから私は、


けり上げた足を左手で止めて



そのまま


後ろのコンクリートの壁へ投げつけた



叶「ふふっ


  いい事教えてあげようか





  行方不明になった殺し屋の闇はね


  まだ生きてるんだよ…


  私は、その闇のとても親しい友だち


  だから、通名は闇なの………」



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