白姫*
叶「なっ………」
そして、私は荒儚の皆を見た
もう、私をそこらの
ちょっと変わった人間としては見てなかった
ちゃんと、昔のようにを
『仲間』としてみてくれている……
叶「っ…そんな…」
あの薬はそんな希望をもたない
記憶消滅は確実な薬のはず……………
千「その子たちが強かった
甘く見ていたわ…
少し薄めた薬を飲ませたから…
記憶が戻ったのよ」
その声は、もうすでに去っていた
野次馬達の居たところから聞こえた
叶「っ…千夏さん………」
千「ごめんね、
私弱いから…
判断にぶってたんだよね
・・・
だから手加減した」
叶「千夏さん…………
あ…
ありがとうございます…………!」