白姫*




今も、笑ってるはずだった



だけど、




ステンレスの厨房の冷蔵庫の私は













『闇』の笑い方をしていた











心がない笑い






抜け殻のような…









なんで………?













妙な胸騒ぎ化したのと同時に







なにか、とても小さな物音が聞こえた










叶「今の音、なに?」






星「?聞こえなかった…」





すると、




次は少し近くで






ガシャン














私は2階のこのカラオケの窓から





下を見下ろした








叶「チッ



  ここじゃ見えねぇ…」





フと横を見ると




災害時用のはしごか壁に付けられていた 






私は迷いなく上へあがった











星「ちょっ!待ってよ!」





星輝の声で、下の雰囲気が変わった





星輝が出てこようとする






叶「星輝!!きちゃだ


バンッッ………












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