あなたと。

「あやまち」




私は少し体と体を離した。



達也の顔を見つめると、


ふっと少し意地悪そうな顔をして



唇を近づけた。



でも、触れない程度に




それがもどかしくて


私は背伸びをしてキスをしようとした



でも、身長156cmの私は、


177cmの彼に届かなくて、



「..いじわる」


そうつぶやいた瞬間、




私の唇は、彼のものによって
包まれていた。



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