∞妄想世界∞
「っつーわけで。
 せめてコレはトーコさんが食わしてくださいね」

ええっ?!
つーわけって、どういうわけっ?!

なんて。

反論することも出来ずに、大樹くんからスプーンを渡される。


えっと。
これは、さ。

『あーん』てゆうのをすればいい……んじゃないデスよね。

うん。やっぱり。

ケーキをのせたスプーンをそのまま大樹くんに向ければ、限りなく不機嫌な表情になる大樹くん。
< 196 / 331 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop