∞妄想世界∞
「俺も。トーコさんに溺れてますから」

甘やかな視線と言葉に、胸がときめく間に。

またも唇に甘くて熱い感触。

「もう離れてあげられないっすから。
 覚悟しといてくださいね」

そんなの、望むところよ?

返事代わりに、彼の背中に腕を回して。
ぎゅっと抱きしめれば。

ギシッとベッドが軋んで、彼の身体が降りてくる。
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