∞妄想世界∞
「今日はマジありがとうございましたっ!」

「ううん。大樹くんもお疲れ。
 これで明日は絶対上手くいくよっ」

笑顔で挨拶を交わした私たちは、明日こそお互い夕日を見ながら帰るゾって約束して手を振った。



一人電車に揺られて帰る時間は、あんまり好きじゃない。

普段はどうってことなかったんだけど。


やっぱ秋のせいかな……。
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