『±V√W=卑屈の恋愛法則 ~ちょこっとキャンディなツンデレ事情』


その拍子に体勢を崩されたお嬢様は丁様に抱きつき体勢を整えた時保健室の扉が開き…気を失う前に脳裏に焼き付いた声と逞しい腕の感触をもつ青年…兄、丙様が現れたのでございました。



更に戸惑い気味のお嬢様でございましたが…双子のご兄弟はそんなお嬢様のご様子にいち早く気づいた丁様は丙様に知り合いかどうかを尋ねられお嬢様はまたも「そんなワケはない!!」と断固否定‥。


その露骨な態度をお二人は‥容態を確かめつつ笑みを浮かべた。


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