『±V√W=卑屈の恋愛法則 ~ちょこっとキャンディなツンデレ事情』
さすがのお嬢様も…その縋る眼差しに堪えかねたのと…叫んだついでにポロッと『脳裏に焼き付いた』と観念して彼女の話を聞いた。
彼女がいうには…丙様は過去の地区予選大会にて…婚約者である恋人が不慮の事故がキッカケとなりバスケ部を辞めてしまったという…。
そのバスケ部に丙様をバスケに誘った張本人が‥‥丁様でその事を悔やみ自分だけが幸せになるわけにはいかないと自らの婚約者との話を破談にしてしまった。