約束は森の中~導かれて~
2
眠ってしまった体が
崩れ落ちそうになる前に、
青年が抱きとめます。
「許せ」
ソファーに寝かしつけながら、
青年が言います。
紅い瞳に呪文をのせたのです。
「お前とこんな別れ方はしたくない。
できればもう少し、一緒にいたかった。
だが、時間がないんだ。だから、許してくれるか?」
ぐっすりと眠り、
夢の中にいるイブに話しかけます。
当然ながら、イブの返事はありません。
「俺の・・・そういえば、名前を聞かなかったな。
お互いに名乗りもしていないし」
イブのおかしな発言から、
調子がくるってしまいました。
崩れ落ちそうになる前に、
青年が抱きとめます。
「許せ」
ソファーに寝かしつけながら、
青年が言います。
紅い瞳に呪文をのせたのです。
「お前とこんな別れ方はしたくない。
できればもう少し、一緒にいたかった。
だが、時間がないんだ。だから、許してくれるか?」
ぐっすりと眠り、
夢の中にいるイブに話しかけます。
当然ながら、イブの返事はありません。
「俺の・・・そういえば、名前を聞かなかったな。
お互いに名乗りもしていないし」
イブのおかしな発言から、
調子がくるってしまいました。