フリーターと国語の先生。



黒縁眼鏡。

やたらと大きい身長。

確か、三十二歳。


里見知宏。

コンビニの制服が、よく似合ってる。


「今度、遊びに来いって」

「へえ、いいんじゃないかな」


へらっと笑って、店長は事務所に入って行った。

あの人は、本当にわたしのことが好きなのだろうか。


本当に、不思議でならない。
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