黒イ世界
二、無色彩のケシキ
迷路
僕の高校は自宅から電車で4駅の所にあった。
割と近く自転車でも行ける距離だった。
学校の周辺は、田んぼと畑しかない。
ただ、海が綺麗なことだけは自慢だった。
晴れた日の海が特に好きで、ちょうど窓際だった自分の席からはよく見える。
授業を聞かずに、海を眺めていて、先生に注意されるのはいつもだった。
たまに休日にも海に出掛けたりした。本をよんだり音楽を聞きながら、夕方までいることもあった。
しかし、休日に電車に乗って、遊びに出掛けるのは稀だった。
もともとのんびりとすることが好きで、人込みの凄まじい休みにわざわざ出掛けたいとは思わなかった。
割と近く自転車でも行ける距離だった。
学校の周辺は、田んぼと畑しかない。
ただ、海が綺麗なことだけは自慢だった。
晴れた日の海が特に好きで、ちょうど窓際だった自分の席からはよく見える。
授業を聞かずに、海を眺めていて、先生に注意されるのはいつもだった。
たまに休日にも海に出掛けたりした。本をよんだり音楽を聞きながら、夕方までいることもあった。
しかし、休日に電車に乗って、遊びに出掛けるのは稀だった。
もともとのんびりとすることが好きで、人込みの凄まじい休みにわざわざ出掛けたいとは思わなかった。