黒イ世界
「そっか、奏は来たばっかりだからね。

ここに来た人は、いくつか分類されるんだ。

奏みたいな翼は一目で分かるでしょ。そういうのが“視覚者”

僕や雪ねぇみたいに、見えなくて、病気みたいなのが“内覚者”

唱えたりする、んー…魔法みたいな感じかなぁ?それが“言覚者”
大まかこのみっつ。後はそれぞれでこまかく分類されるんだ。」



「そうなんだ。」

難しくてよく分からなかったが、せっかく説明してくれたのだと、分かったフリをした。
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