黒イ世界
どうしようか…
降りたは良いものの、どうすれば良いか分からなくなった。
とりあえず、あの柵を目指してみることにした。駅から見えるくらいだから、近いはずだ。
そう思い改札を出た。
甘かった。細かく入り組んだ道のせいで、そこにはなかなかつかない。
行き止まりや、別れ道…その繰り返し。
これでもかという位に道は僕を迷わせる。柵は見えるのに着かない。まるで迷路だ。
軽く30分は歩いただろう。しかし、近づいたのか、どうなのかさえよく分からない。
シャツが背中を伝う汗を吸い込んでいく。その感覚が何とも気持ち悪い。
降りたは良いものの、どうすれば良いか分からなくなった。
とりあえず、あの柵を目指してみることにした。駅から見えるくらいだから、近いはずだ。
そう思い改札を出た。
甘かった。細かく入り組んだ道のせいで、そこにはなかなかつかない。
行き止まりや、別れ道…その繰り返し。
これでもかという位に道は僕を迷わせる。柵は見えるのに着かない。まるで迷路だ。
軽く30分は歩いただろう。しかし、近づいたのか、どうなのかさえよく分からない。
シャツが背中を伝う汗を吸い込んでいく。その感覚が何とも気持ち悪い。