†あたしだけが知ってる† ~どうしようもないくらい好き~
  「聞いたことないんだけど?!」


  「別にいう必要ないだろ。。
  聞いてどうすんだよ。。」


  「応援するとか???」


  「ソイツ彼氏いるから。。」


  沈黙。。。突っ込んではいけない
  ことに突っ込んでしまった。。。


  「何暗くなってんだよ。。
  別に好きじゃねぇし。。
  付き合いたい奴っていうからだろ。。
  そういうタイプがいいって言った
  だけだ。タイプ聞いたのは優姫だろ。」


  「あ、、そうなんだ。。
  よかった。。てっきり叶わぬ恋
  とかかと思って。。。」


  「いや、、ありえないだろ。
  用が済んだなら準備に戻るぞ。。
  忙しいんだからな。。。」


  「そだね!!ありがと!!
  じゃあ、あたしも準備に戻る!」


  走って教室に戻って女の子達に
  翔太のタイプを伝えると。。


  「ありがとう!!!」


  そう言って笑顔を見せてくれた
  女の子たち。。みんな頑張って!!


  ん??あれ???


  「翔太が好きな人いっぱい
  いるけど、、喧嘩になったり
  しないの???」


  「翔太君はみんなのアイドル
  だから!!!!」


  幸せそうにいう女の子たち。。
  勿論里奈も。。。


  ううっ。。。眩しい。。。


  あたし達は女子同士の話に
  盛り上がりながら準備に
  励んでいたんだ♪
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