†あたしだけが知ってる† ~どうしようもないくらい好き~
  誰よりも一番分かってる。


  どうせ、愛されてなど
  いないの。。。


  分かってる、、そんなこと。


  何がこんなに痛むの?


  まともに呼吸ができない。


  苦しい。苦しい。


  誰か、助けて。。。。


  「・・ぃどう、、藍堂!!」


  遠くで誰かの声が聞こえた。


  崩れかけたあたしの体を
  支えてくれる人がいた。


  誰・・・・・・・・・?


  もう疲れたの。。。。


  まぶたが重くなる。


  もしも、このまま二度と
  目を開くことがなかったら。


  楽なのかもしれないと
  そのときあたしは本気で
  思っていたの。。。


  辛くて辛くて、、生きる
  ことが怖くて。


  もう疲れていたの。
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