†あたしだけが知ってる† ~どうしようもないくらい好き~

  「じゃあ、、もう帰るね。
  今日はホントお疲れ様っ!」

  「おう。サンキュ。
  じゃあ明日学校で。」


  向かいの家なのに、
  あたしが家に入るまで
  見送ってくれる。

  
  翔太がモテるのはこういうところ
  だろうと思う。


  長く居すぎてあたしには
  よく分からなかったんだけど。


  幼馴染はきっと恋に発展しないの
  だろうと一人で納得する。

  
  だってどんなに翔太が
  かっこよくても、、
  あたしは翔太を好きになったことが
  ないから。
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