†あたしだけが知ってる† ~どうしようもないくらい好き~
誰も知らないアイツ
  部活が遅くなって教室に戻ると、、
  一ノ瀬がいた。。

  
  教室に2人っきりは嫌だなって思ってた。
  
  
  でも、、時間が時間で気にしても
  いられなかったから入った。


  ちょうど日直の名簿も
  渡さなくちゃいけなかったし。

  
  「一ノ瀬ー、、これ明日の」
  そこまで言ってから異変に気づいた。

  
  一ノ瀬の顔がいつもと違う。

  
  冷たくて人を寄せ付けないカオ。

  
  一瞬だったけど。

  
  「ああ、、サンキュ。」
  またいつもどおりの笑顔。。

  
  何もなかったように。。

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