【短編】キラキラ赤ずきんとドSオオカミ
放課後。
暇だった俺は、郁に誘われ、デートに行く事になった。
ハーフ美少女と町を歩くのは少し恥ずかしい気もするが、暇だからなんでもよかった。
校門の外で郁を待つ。
今日も寒い。
日本の冬は寒い。
確か郁も寒がりだったな。
いつもいじめてた詫びとして、郁に何か温かいものでもおごってやるか。
明日からまたいじめるけど。
郁に何をおごろうかと考えていたら何分経ったか気になってきた。
俺は時計を見るべく校門から校舎の方を見た。
その時、校舎から人が2人出た。