【完】隣同士のあたしたち


「あたしを…振ってください」



そう言ってあたしは頭を下げた。



ここまでするとは自分でも思ってなかった。



洸太が早く来たのも、ここまで追っかけて来たのも、全部、全部予想外で……



洸太があたしと話してくれるのも奇跡だとそう思ってしまった。



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