冥王星2006~仲間からはずれても~
「それが、どこから来たのか、自分でもよくわからないの。」

嘘ではなく、本当に困っている様子だった。

「ね、お願い!」

「うーむ…」

クライドはしばらく考え込み、やがてぽんっと手をたたいて、きいた。

「いち たす いち は?」

「えっと…えっと……ご?」
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