冥王星2006~仲間からはずれても~
「そうだよ。

今は太陽系の惑星は8つだと言われているけれど、

わしは計算によって9つ目があることを予想している。」

「どういうこと?」

「つまり、地球の仲間がもう一人いる、

かも知れないということだよ。」

「へ~え。」

クライドはしきりに感心した。

「もしそれを見つけたら、博士はどんな名前をつけたい?」

「ふぅむ…冥王星、かな。」
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