死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
しかし、辺りは暗くて物が良く見えない。

僕は後悔し始めた。

やはり、明日、もっと明るい時間に来るべきだった。

ガサッ

突然の物音。

僕はビクッと音のした方に向き直った。

部屋の左側の奥の角の闇溜まり。

何も見えない。

まじまじと凝視する。

が、やはり何も見えない。

いゃ、見えるはずがない。
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