死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
僕はじっと女性の顔を凝視した。

なぜか目を逸らせない。

既視感。

奇妙な既視感。

僕はこの人と前に会った事がある・・・。

突然に記憶が甦る。

そうだ、昨晩の悪夢だ。

女性は昨晩の僕の悪夢に出てきたあの女性にそっくりだったのだ。

僕は思わず呻(うめ)いた。

どういう事だ・・・。

僕はまた夢を見ているのか・・・。
< 121 / 308 >

この作品をシェア

pagetop