死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
6 輪廻の大輪
「ところで、あれはいったい何だったのでしようか?」
FUYUKOさんがフムフムとうなづいた。
「月島麗子の死霊ですわ。
悪霊になってしまった・・・」
じっとFUYUKOさんの瞳を覗き込む。
死霊?
悪霊?
ありえない・・・。
昔の僕だったら一笑に付しただろう。
しかし・・・。
僕はこの目ではっきりと見てしまったのだ。
信じられない・・・。
しかし、信じるしかない。
「なるほど・・・」
僕は小さく呟いた。
FUYUKOさんがフムフムとうなづいた。
「月島麗子の死霊ですわ。
悪霊になってしまった・・・」
じっとFUYUKOさんの瞳を覗き込む。
死霊?
悪霊?
ありえない・・・。
昔の僕だったら一笑に付しただろう。
しかし・・・。
僕はこの目ではっきりと見てしまったのだ。
信じられない・・・。
しかし、信じるしかない。
「なるほど・・・」
僕は小さく呟いた。