死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
7 協力者
「ところで、あなたはなぜここに?」
FUYUKOさんが話題を変えた。
「えぇ・・・」
僕は今までの経緯を詳しくFUYUKOさんに話した。
FUYUKOさんの顔に同情の色が浮かぶ。
「そうなんですか・・・。
それは心配でしょうね」
僕は力無くうなづいた。
「はい」
FUYUKOさんは僕の目を真っ直ぐに見詰めると言った。
「私、力になれるかもしれません」
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