死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
僕はじっと敬子ちゃんの瞳を覗き込んだ。

「でも、冴神光、死んじゃったね」

敬子ちゃんが大きなため息を一つ吐いた。

「そうなんだよね。

あたし達の希望の星だったんだけどね・・・」

敬子ちゃんが寂しげに笑う。

やはり同じ劇団出身の俳優が活躍するのは嬉しいものなのだろう。
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