死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
7章 霊視
1 死者からの電話
僕は○○駅の南口の前に立った。
冬子さんとの待ち合わせの場所はここだ。
僕は羽織ったベージュ色のサマージャケットのポケットから携帯を取り出した。
時間を確認する。
12:49分。
待ち合わせの時間までまだ10分程ある。
僕は手持ちぶさげに辺りの様子を眺めるでもなく眺めた。
駅前はちよっとした広場になっていて、それを取り囲むように様々なテナントの入ったビルが立ち並んでいる。
それから、人、人、人。
駅前は利用者で溢れかえっていた。
冬子さんとの待ち合わせの場所はここだ。
僕は羽織ったベージュ色のサマージャケットのポケットから携帯を取り出した。
時間を確認する。
12:49分。
待ち合わせの時間までまだ10分程ある。
僕は手持ちぶさげに辺りの様子を眺めるでもなく眺めた。
駅前はちよっとした広場になっていて、それを取り囲むように様々なテナントの入ったビルが立ち並んでいる。
それから、人、人、人。
駅前は利用者で溢れかえっていた。