死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
「ネット上ではあの事件は誤認逮捕だと言われていますが、実際の所、どうなんでしようか?」
僕はチラッと冬子さんの表情を覗(のぞ)き見た。
しかし、その美しい横顔からは何も感情を読み取る事は出来なかった。
「川井和也の父親が大物政治家であった事はご存知ですか?」
「えぇ。
知っています」
僕はコクリとうなづいた。
そう、川井和也の父親川井修蔵は与党の幹事長まで勤めた大物政治家だった。
「私の霊視ではやはりあの事件の犯人は川井和也と山田健太の二人でした。
しかし・・・」
冬子さんが言葉を詰まらせた。
僕はチラッと冬子さんの表情を覗(のぞ)き見た。
しかし、その美しい横顔からは何も感情を読み取る事は出来なかった。
「川井和也の父親が大物政治家であった事はご存知ですか?」
「えぇ。
知っています」
僕はコクリとうなづいた。
そう、川井和也の父親川井修蔵は与党の幹事長まで勤めた大物政治家だった。
「私の霊視ではやはりあの事件の犯人は川井和也と山田健太の二人でした。
しかし・・・」
冬子さんが言葉を詰まらせた。