死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
3 魔除けの結界
「では、結界を張りましょう」
そう言うと、冬子さんはあの五芒星の描かれた薄い皮のシートを指差した。
「そのシートに描かれた五芒星の中に入ってください」
「解りました」
秀美と一緒にその五芒星の星型の記号の真ん中へと入る。
僕達が五芒星の中に入った事を確認すると、冬子さんは胸に吊るしたクリスタルを右手で強く握り締めた。
目をつぶり、精神を集中し、何かブツブツと呪文の様なものを唱え始める。
やがて冬子さんの握り締めたクリスタルが淡く輝き始めた。
クリスタルの奥の奥から溢れ出る光。
少しづつそれは輝きを増していく。
そう言うと、冬子さんはあの五芒星の描かれた薄い皮のシートを指差した。
「そのシートに描かれた五芒星の中に入ってください」
「解りました」
秀美と一緒にその五芒星の星型の記号の真ん中へと入る。
僕達が五芒星の中に入った事を確認すると、冬子さんは胸に吊るしたクリスタルを右手で強く握り締めた。
目をつぶり、精神を集中し、何かブツブツと呪文の様なものを唱え始める。
やがて冬子さんの握り締めたクリスタルが淡く輝き始めた。
クリスタルの奥の奥から溢れ出る光。
少しづつそれは輝きを増していく。