死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
冬子さんが月島麗子の瞳を真っ直ぐに見詰めた。
「麗子・・・どんな時も・・・私はあなたの事を想っている・・・」
月島麗子が言葉を失った。
冬子さんがさらに言葉を継ぐ。
「あなたには過去を清算して、新しい一歩を踏み出して欲しいの。
そして、幸せになって欲しいの・・・」
「お姉ちゃん・・・」
月島麗子の目に涙が溢れ出した。
「ごめんなさい、お姉ちゃん・・・。
でも、無理なの・・・。
無理なのよ・・・。
自分でも自分をどうしようも無いの・・・」
なんという深い悲しみを、なんという深い絶望を、月島麗子の瞳は湛(たた)えているのだろうか・・・。
「麗子・・・」
冬子さんがぐっと唇を噛み締めた。
「それでも、
絶対に、
私はあなたをあきらめない」
「麗子・・・どんな時も・・・私はあなたの事を想っている・・・」
月島麗子が言葉を失った。
冬子さんがさらに言葉を継ぐ。
「あなたには過去を清算して、新しい一歩を踏み出して欲しいの。
そして、幸せになって欲しいの・・・」
「お姉ちゃん・・・」
月島麗子の目に涙が溢れ出した。
「ごめんなさい、お姉ちゃん・・・。
でも、無理なの・・・。
無理なのよ・・・。
自分でも自分をどうしようも無いの・・・」
なんという深い悲しみを、なんという深い絶望を、月島麗子の瞳は湛(たた)えているのだろうか・・・。
「麗子・・・」
冬子さんがぐっと唇を噛み締めた。
「それでも、
絶対に、
私はあなたをあきらめない」