死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
2 失踪(しっそう)
午後3時。
ジリジリと照り付ける真夏の太陽。
風は生温く、じっとりと湿気を含んでいる。
僕は五階建てのマンションの最上階、一番右端の部屋の茶色い鉄製のドアの前に立った。
秀美のマンションはここだ。
急いで来たせいか、心臓は激しく脈打ち、呼吸は荒く乱れている。
僕は、大きく深呼吸し、呼吸を整えると、呼び鈴を鳴らした。
ピンポ~ン。
しばらく待つが返事が無い。
もう一度鳴らす。
ピンポ~ン。
再びしばらく待つがやはり返事は無かった。
ジリジリと照り付ける真夏の太陽。
風は生温く、じっとりと湿気を含んでいる。
僕は五階建てのマンションの最上階、一番右端の部屋の茶色い鉄製のドアの前に立った。
秀美のマンションはここだ。
急いで来たせいか、心臓は激しく脈打ち、呼吸は荒く乱れている。
僕は、大きく深呼吸し、呼吸を整えると、呼び鈴を鳴らした。
ピンポ~ン。
しばらく待つが返事が無い。
もう一度鳴らす。
ピンポ~ン。
再びしばらく待つがやはり返事は無かった。