死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
僕はその花輪をしげしげと見詰めた。

何か意味が有るのか?

いゃ、ただの偶然の一致だろう。

僕は小さなため息を一つ吐いた。

少し急ごう。

もう、葬儀が始まってしまう。

僕は門の前の小さな階段を駆け上がった。

門を通り、庭に入る。

庭に入ると、左手に受付のテントが設置されていた。

記帳を済ませ、香典を預ける。

そして、服装を整えると、僕は家の中へと入った。
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