死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
3 お母さん
僕は葬儀会場の和室を出た。
玄関に向かって廊下を歩いて行く。
「あの・・・。
すいません」
僕は声のした方に顔を向けた。
40歳位の一人の女性が立っていた。
「飯島さんですよね?」
「はい、そうですけど・・・」
ふっと、既視感に捕われる。
前にどこかで会った事がある?
いゃ、違う。
そうだ。
尚子ちゃんにそっくりなんだ。
玄関に向かって廊下を歩いて行く。
「あの・・・。
すいません」
僕は声のした方に顔を向けた。
40歳位の一人の女性が立っていた。
「飯島さんですよね?」
「はい、そうですけど・・・」
ふっと、既視感に捕われる。
前にどこかで会った事がある?
いゃ、違う。
そうだ。
尚子ちゃんにそっくりなんだ。